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2020年7月12日(日)

土砂崩れ 市道寸断

京都 倉林氏が豪雨被害調査

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(写真)家屋の軒先まで土砂と倒木が押し寄せた現場を調査する(左から)倉林、玉本、浜田の各氏=11日、京都市北区

 日本共産党の倉林明子副委員長・参院議員は11日、梅雨前線による豪雨被害に遭った京都市北区と右京区の被災現場を訪れ、被害実態を調査し、周辺住民から要望を聞きました。浜田良之府議、玉本なるみ、山田耕司両市議、西村善美前市議が同行しました。

 北区雲ケ畑では、5日に降った豪雨による土砂崩れで、市道が数カ所にわたって寸断。いったん土砂などを取り除いたものの、この日の朝の豪雨で再び土砂の流出が起こっていました。流木が川をせき止めたことによる増水の跡や、流木、土砂が家屋や倉庫を押しつぶしている様子も見られました。

 応対した自治振興会会長は、「2018年の豪雨で倒木の被害があり、土砂崩れの不安は続いていた。ここは住民の一番の生活道路だが、5、6カ所は崩れており、全容がつかめない」と言います。土砂の処理は人力ではできず、行政に要望しても「『金がない』と言われるのが、一番腹が立つ」と怒りをにじませました。

 倉林氏は住民に対して、2年前の豪雨被害時に、国が宅地内の土砂、がれきも「公費で撤去できる」との国会答弁を仁比聡平参院議員(当時)が引き出していることも知らせて激励。「2年前の倒木などの処理の遅れが、事態をさらに悪化させている。生活道路確保、倒木撤去はこれ以上被害を広げないためにも早急に進める必要がある」と述べました。


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