しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年6月28日(日)

草の根共同 日常風景に

都知事選 渋谷・中野 宇都宮さん勝利へ市民と野党

写真

(写真)宇都宮勝利を訴える長妻氏(左)と原田氏=27日、東京都中野駅北口

 東京都知事選(7月5日投票)で宇都宮けんじ候補を必ず勝利させようと、草の根で市民と野党の共同が広がっています。

 「ここには立憲民主党の議員、共産党の議員、多くの市民のみなさんが参加しています。この輪を広げ、何としても宇都宮けんじさんを都知事に押し上げましょう」

 27日朝の中野駅前に立憲民主党の長妻昭衆院議員(都連会長)の声が響きました。宇都宮氏を応援する「しぶなか市民選挙連絡会」(略称・しぶなか市民連)の宣伝です。長妻氏の隣には、日本共産党の原田あきら都議が並びます。約30人がプラスターやビラで駅前を行き交う人たちに訴えました。

 渋谷区と中野区の市民と共産・立民・新社会の各党が、「都政を変えよう!中野の会」「都政を変えよう!渋谷の会」をそれぞれ発足させたうえで「しぶなか市民連」を発足させたのは14日。2017年総選挙や18年中野区長選での市民と野党の共闘を発展させました。渋谷区と中野区の共同の窓口を設け、調整しながら宣伝や電話かけ、スタンディングに取り組みます。

 16日には約30人の参加でキックオフ会を開き、18日の知事選告示を迎えました。21日の中野駅北口の街頭演説には、立民、共産、社民各党の代表が登壇し、約1000人の聴衆が集まりました。

 「しぶなか市民連」事務局の韮澤(にらさわ)進さんは「全都的に衆院選の小選挙区レベルで市民と野党の共同組織が広がって、野党が共同で宣伝に取り組むのも当たり前の光景になった。これまでとは大きな違いです。宇都宮さんの訴えは聞いた人の心に響きます。SNSも活用し、みんなに届けて勝利したい」と話しています。


pageup