2020年6月27日(土)
4都議補選 野党統一候補が第一声
力合わせ命守る都政に
野党・無所属議員や市民応援
小池書記局長 病院独法化を批判
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東京都議補選に立候補した市民と野党の統一候補、日本共産党の清水とし子(日野市)、田中とも子(北多摩3区)、立憲民主党の斉藤りえ(北区)、松木かりん(大田区)の各氏は26日、野党・無所属議員や市民の応援を受け第一声を上げました。
清水氏は「感染症治療の先頭に立つ都立・公社病院の予算や機能を削ってはいけない。再開された学校で子どもたち一人ひとりに目が届く少人数学級の実現を」、田中氏は「保健所統廃合により、新型コロナ対策で電話がつながらない。調布、狛江両市に保健所を復活し検査体制拡充を実現しよう」と訴えました。
斉藤氏は「街を支える人を支援から排除する政治を変え、だれ一人置き去りにしない東京を」、松木氏は「生きづらさを抱える若者の状況を改善したい」などと訴えました。
日本共産党の小池晃書記局長が、大田区で立憲民主党の長妻昭都連会長、宇都宮けんじ知事候補と、北区で立民の蓮舫副代表、宇都宮氏と応援に立ちました。日野市では共産党の笠井亮衆院議員、立民の大河原雅子衆院議員、狛江、調布の両市では共産党の山添拓参院議員、立民の山花郁夫衆院議員らが応援しました。
小池氏は、五輪延期が決まるまでPCR検査を抑え、レインボーブリッジと都庁を赤くしただけの東京アラートなど、小池知事のコロナ対策を批判。「パフォーマンスだけの人は退場してもらおう」と呼びかけました。
事業者の3分の1しか協力金がもらえないこと、感染症対応の主力を担う都立・公社病院を独立行政法人化しようとしている小池都政を批判。「弱者に寄り添い、巨悪とたたかう宇都宮さん勝利で、権力に寄り添って虚飾の階段を上ってきた小池知事の都政を変えよう」と訴えました。
宇都宮氏が「選挙の主人公は有権者。力を合わせ都民の命を守りきる都政にしよう」と訴えました。