2020年6月27日(土)
4都議補選も野党共闘
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新型コロナウイルス感染者が再び増加傾向にあるなか、都民の命と暮らしを本気で守る都政をどうつくるのか―。都知事選とともに7月5日に投開票される4都議補選(いずれも被選挙数1)が26日、告示されました。
市民と野党の統一候補として、日野市で日本共産党の清水とし子(57)=新=、北多摩3区(調布、狛江の両市)で共産党の田中とも子(62)=元=、北区で立憲民主党の斉藤りえ(36)=新=、大田区で立民の松木かりん(27)=新=の各氏が立候補しました。いずれも自民党候補などとの対決です。
第一声で市民、野党・無所属議員が応援演説、多くの聴衆が聞き入りました。北区赤羽駅東口で、日本共産党の小池晃書記局長の訴えを聞いた20代の女性は「市民と野党の共闘で選挙に勝てるという希望が湧いてきた」と話しました。
都民の命と暮らしを守る施策よりパフォーマンスを優先する小池百合子都政を変えようと、知事選、都議補選とも市民と野党の共闘で都政を転換しようとする取り組みが進んでいます。
杉並区では超党派の区議と市民約300人が屋外での集会を開くなど、地域ごとの共闘が進んでいます。
知事選では共産党、立民、社民、新社会、緑の党が宇都宮けんじ候補応援を展開。国民民主党も小沢一郎衆院議員、原口一博国会対策委員長らが応援に駆けつけています。