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2020年6月22日(月)

困窮する学生に食材

農家・商店と協力し60人分

徳島・民青

 日本民主青年同盟徳島県委員会は21日、徳島市内でコロナ禍で生活に困窮する学生に食料を支援する「ほっとまんぷくプロジェクト」を行いました。

 「学生たちを助けたい」との青年の呼びかけに、県内の農家や商店主などから米、野菜、缶詰などの食品が寄せられました。日本共産党も案内ビラを学生アパートに配布するなど協力しました。

 午前11時の開始とともに続々と学生たちが訪れ、1キログラムずつに小分けした米など、60人分の食品セットは、予定の1時間を待たずになくなりました。また約10人から緊急小口資金などの相談が寄せられ、党県委員会の「コロナ対策チーム」のメンバーが制度の説明を行いました。

 理工学部4年の女性(22)は「月5万円のバイト収入が、コロナの影響で1万円に減った。支援は本当に助かる」と笑顔を見せました。同級生4人と訪れた理工学部3年の男性(21)は「国の学生支援に線引きがあるのはおかしい。全員を支援してほしい」と訴えました。

 民青の大西芹那県委員長は「学生の実情が多くつかめた。この声を活動に生かしたい」と語りました。

 同プロジェクトは当面、毎週日曜日に継続して行う計画です。


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