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2020年6月6日(土)

学校再開 共産党提言届け懇談

教職員 もっと必要 北教組

畠山前議員

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(写真)山谷書記長(右)に「提言」を手渡す畠山氏(左)=5日、札幌市

 日本共産党の畠山和也前衆院議員は5日、党が発表した「学校再開にあたっての緊急提言」を携え、札幌市にある北海道教職員組合(北教組、連合・日教組加盟)を訪問し、懇談しました。

 今年1月の1年単位の変形労働時間制に始まり、3度目の懇談。北教組は5月21日、感染防止へ衛生環境を確保するとともに「教室の過密化防止に30人以下学級を」と国に求めるよう道教育委員会に要請しています。

 「子どもと教職員の命と健康を守るためにも、少人数学級が必要です」と畠山氏。「提言」の中身を詳しく紹介しました。

 「大きな方向性では一致します」と山谷一夫書記長は「まずは、根幹となる定数を増やすべきです。ソーシャルディスタンスというなら、教員や支援員などがもっと必要です」と強調しました。

 山谷氏は、産休や育休で数十人の代替教員が道内に必要として、「免許更新制度が人員を確保できない理由の一つになっています。この制度は“百害あって一利なし”です」と厳しく指摘しました。

 現場の声に押され、文部科学省は5日、有効期間を2年間延長すると発表しました。

 畠山氏は「いい教育をつくるために引き続き力を合わせましょう」と応じました。


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