2020年6月2日(火)
米軍低空飛行止めよ
四国 白川氏が政府に要請
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四国各地で米軍機の低空飛行が相次いでいる問題で、日本共産党の白川よう子衆院四国ブロック比例予定候補と四国4県の県委員会は1日、低空飛行中止を求める要請を外務大臣、防衛大臣宛てに行いました。
要請文は5月27日、市田忠義参院議員室を通して、各地の住民が撮影した目撃情報の動画などを収めたDVDとともに手渡していました。
この日、白川氏は、両省に電話で抗議要請を行いました。
今年に入り、牟岐(むぎ)町など徳島県南部、高知県嶺北地域など通称「オレンジルート」下や、ルート外の高知市街で米軍の輸送機や戦闘機、オスプレイなどによる低空飛行が目撃されています。
白川氏は「5月初旬までで、昨年1年間に匹敵するほどの目撃情報がある。保育所上空を爆音で低空飛行し、驚いた子どもが泣き叫んでいる。今すぐやめるべきだ」と伝え、訓練中止と米軍機低空飛行訓練の実態把握を求めました。
国側は「中国四国防衛局にも住民の苦情が寄せられ、実態は把握している。地位協定に基づき、(米軍に)しかるべき対応を求める」と答えました。
要望後、白川氏は「コロナ禍の下で、国民には自粛を言いながら、米軍の勝手な訓練はやりたい放題など許せない。やめさせるため、今後も抗議の声を上げていく」と話しています。