2020年5月28日(木)

デニー知事が党予定候補激励

沖縄県議選　糸満・豊見城・那覇訪ね

（写真）玉城ノブコ予定候補（左）を激励するデニー知事＝26日、沖縄県糸満市

　２９日告示の沖縄県議選（６月７日投票）に向けて糸満市区（定数２）で、議席回復をめざす日本共産党前県議の玉城ノブコ予定候補の市内の事務所を、「オール沖縄」の玉城デニー知事が２６日に訪れ、「ノブコさんに議会に戻っていただき、政策を後押ししてほしい」と激励しました。

　事務所には玉城予定候補を応援する「市民の会」の人たちも参加。デニー知事は「最後の最後まで、ノブコさんへのご支援をお願い」と呼びかけました。

　デニー知事は同日、豊見城（とみぐすく）市区（定数２）で唯一のオール沖縄の候補として奮闘する日本共産党のセナガ美佐雄予定候補＝現＝の事務所も訪ねました。

　デニー知事は、新型コロナウイルスの県独自の対策が実行できるのは県政与党議員が提言・後押ししてくれるからだと語り、「共産党の全ての皆さんの議席を勝ち取って、県政と与党が一体で、オール沖縄で、また県民の皆さんのために頑張っていきたい」とエールを送りました。

　セナガ予定候補は同日の街頭演説で「デニー知事と県民の命と健康を守る医療保健体制の確立に全力を尽くす」と訴えました。

　２７日にデニー知事は、那覇市・南部離島区（定数１１）での必勝をめざす日本共産党の、とぐち修予定候補（党県議団長）と比嘉みずき予定候補の両現職の同市内の事務所を訪問。デニー知事は、とぐち予定候補に向けて「日本共産党の会派長として、デニー県政を後押ししていただいている」と述べました。

　とぐち予定候補は「知事が新型コロナから県民を守ろうとしている時に、辺野古新基地を優先する安倍政権は絶対に許せない。知事を支える与党多数の確保のため、皆さん力を貸してください」と呼びかけました。