2020年5月21日(木)
通販決済 規制さらに
岩渕氏 消費者保護の観点必要
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クレジットカード会社など分割払いサービス事業者を規制する割賦販売法の改正案が12日、参院経済産業委員会で全会一致で可決されました。
改正案は、新たに10万円以下の分割後払いを提供する事業者の登録制度を創設します。これにより、インターネット通販で商品を受け取ってからコンビニエンスストアなどで料金を支払う「立て替え払い型後払い決済サービス」事業者のうち一部が規制されます。
日本共産党の岩渕友議員は、今回の改正案でもクレジットカードを使わない1回払いであれば規制されない仕組みだと指摘。「消費者保護の観点からさらなる規制が必要だ」と主張しました。梶山弘志経産相は「課題の把握に努めて対応する」と答えました。