2020年5月21日(木)
悪質貸金業 対処急げ
大門氏「制度融資 迅速に」
日本共産党の大門実紀史議員は14日の参院財政金融委員会で、新型コロナウイルスの影響で資金繰りが厳しい中小企業を狙った「ファクタリング」について、対策の強化を求めました。
「ファクタリング」は、企業が販売先から代金を受け取る権利(売掛債権)を業者が買い取り、現金を融通するもの。ネット上で手続きができ、短時間で現金を得られますが、高額な手数料請求などの問題が発生。金融庁は、多重債務に陥ると注意を促し、貸金業登録のない業者は違法としています。
大門氏は「解決策の一つ目は、制度融資のスピードアップをし、早く現金を届けること。二つ目は、違法行為なので取り締まりに尽力すること」と指摘。麻生太郎財務相は「対応しなければならない」と答えました。