2020年5月19日(火)
核兵器廃絶・気候危機阻止
国境こえ共同広げる
オンライン世界大会青年集会・分科会
「核兵器廃絶、気候危機の阻止と反転、社会的経済的正義のために」をテーマに「オンライン世界大会ニューヨーク」青年集会・分科会が16日、開かれました。約70人が参加。核兵器、気候危機、人種的・経済的不平等のない世界に向けた共同の運動をどう広げるかについて交流しました。
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参加者は、北米、中南米、ヨーロッパ、アフリカ、アジアと、地域別に分かれ、連帯や運動をどう広げるかを討論しました。各分科会ではさらに5~6人のグループに分かれて交流。最後に、全体で分科会ごとの取りまとめを交流しました。
北米とアフリカの分科会では、気候変動、核兵器、人種的、経済的不平等、差別などに関わる人々と平和運動をつなげるためにはソーシャルメディアを使い組織していくことが提案されました。
中南米の分科会では、気候問題や経済・産業などについて教育が必要だと述べ、インターネットの活用とあわせて、ネット環境のない人々へのアクションも必要だと語られました。
ヨーロッパの分科会は、気候変動、核問題、人権・格差の三つの問題でのソーシャルメディア上のプラットフォームをつくり、互いに学び、運動を交流することが提案されました。言葉の壁を解消するために翻訳のネットワークをつくり、多くの若者が参加できるようにするべきだとの意見が出ました。
アジアの分科会は、ヒバクシャ国際署名や8月6日から9日にかけて行われる「平和の波」で、折り鶴を折ることなどが提案されました。
最後に、それぞれのアイデアをもとに、次のウェブ会議の開催日を提案。地域分科会で話し合ったことを国際的プラットフォームにつなげることや、知り合いや友だちにさらに声をかけ、参加を促すよう呼びかけました。