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2020年5月16日(土)

ネット番組 野党幹部ら出演

新たな民主主義のうねり

検察法改定への反対世論 小池書記局長が発言

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(写真)「チューズ・ライフ・プロジェクト」主催による野党討論。(左上から時計回りに)司会の津田、立憲・福山、国民・後藤、共産・小池、維新・足立、社民・福島の各氏=15日(ユーチューブから)

 映像制作の有志グループ「チューズ・ライフ・プロジェクト」は15日、「#検察庁法改正案の強行採決に反対。司法関係者からもあがるこの声に、政治はどう答えるのか」と題するインターネット番組を緊急配信し、日本共産党の小池晃書記局長ら野党幹部らが出演しました。

 司会の津田大介氏が15日の検察庁法改定案の強行採決を許さなかった国会の動きを紹介。小池氏は同日の審議でも政府が検察幹部の役職定年を延長する基準を示せなかったと報告し、「そもそも内閣の判断で延長を決める以上、いくら基準があっても恣意(しい)的な運用は避けられない。法律の根本問題であり、削除するしかないし、コロナ危機のさなかにやることではない」と批判しました。

 小池氏は反対世論が急激に広がったことについて「短期間にネットを通じて反対世論が広がった。新たな民主主義のうねりだと思う」と発言。検察幹部のOBからも反対の声があがったことにふれ「今日、与党が強行採決できなかったのは、まさに世論と運動の力だ」と強調しました。

 番組には、立憲民主党の福山哲郎幹事長、国民民主党の後藤祐一政務調査会長代行、社民党の福島みずほ党首、日本維新の会の足立康史幹事長代理も参加。福山氏は、強行採決を止められたのは「ネット上で声をあげたみなさんのおかげだ。この土日も、法案反対の声を広げよう」と呼びかけました。


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