2020年5月4日(月)

県営水道の料金免除

兵庫　市町の減額を後押し

　兵庫県は１日、新型コロナ感染拡大に伴う地域経済や家計への影響に対応するとして、県営水道の料金免除を発表しました。

　市・町が水道料金を減免（５月から９月までに開始）する場合、市・町が県に支払う県営水道の料金を最大３カ月免除します。収入減などで苦しむ市民の負担が軽減されることになります。

　今回の措置が市町による住民負担軽減を後押ししており、県内で尼崎、宝塚、川西、三田（さんだ）、明石、加古川、西脇、三木、小野、姫路の各市と猪名川町が水道料金の減免を発表しています。芦屋市は県営水道を利用していませんが、上下水道の基本料金を免除するとしています。

　日本共産党兵庫県議団は４月２８日の県への申し入れで、県営水道の料金減免と、市町に水道料金を免除するよう要請することを求めていました。