2020年5月3日(日)
就学援助世帯 休校中に食材配布へ
党神戸市議団 粘り強い交渉実る
神戸市教育委員会は4月28日、就学援助世帯(生活保護世帯を除く)への昼食支援策として食材を配布することを発表しました。
市立学校の臨時休校を5月31日まで延長することに伴い、長期に給食が提供されないことから、休校中の昼食費に代わるものとして、経済的に配慮を要する世帯の支援制度を創設したものです。対象は約1万5千世帯で、米2キロやレトルトカレーなど10品目以上を箱詰で郵送。5月中に家庭に届ける予定で、休校で減収した給食食材納入業者の支援にもつながります。
日本共産党神戸市議団は「臨時休校で学校給食がなくなって困っている」という保護者の声を届け、朝倉越子市議が党国会議員団から入手した文科省の通達を示して粘り強く交渉してきました。4月21日には、議長を通じた緊急申し入れで「外出自粛・休業要請などによって、直接・間接の損失を受けているすべての個人と事業者に対して、生活と営業が持ちこたえられるようにすること」として、休業による賃金・収入補償などとともに、就学援助対象世帯に休校期間中の昼食費用支給を求めていました。