しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年4月29日(水)

収益激減 財政支援を

千葉・流山 東葛病院と共産党懇談

写真

(写真)東葛病院から話を聞く、さいとう氏(正面左から3人目)ら=27日、千葉県流山市

 千葉県流山市にある、東京勤労者医療会東葛病院が新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされています。日本共産党県委員会は27日、同病院の下正宗理事長、宇留野良太事務長と懇談しました。

 さいとう和子衆院南関東比例予定候補、浅野ふみ子県副委員長、加藤英雄県議、いぬい紳一郎、高橋光両市議、志位和夫党委員長秘書、高橋敏東葛地区委員長らと「東葛健康友の会」会員が参加しました。

 宇留野氏は「2月下旬から受診抑制が広がり、診療予約のキャンセル、外来・救急診療やそれに伴う入院患者の減少が発生している」と話しました。2月以降減収が続き、今月は23日時点の推計で入院収益が前年比85・6%に減、外来収益67%に減の見込み。加えて厚生労働省からの中止要請で健診事業の収益3000万円が得られないことになります。

 下氏は「市民の命を守るための通常の病院機能を維持しながらの新型コロナウイルス対応は極めて困難だ。国・県・市は、医療も消防や警察と同様、社会インフラに位置付けて、大胆な財政支援がほしい」と訴えました。

 いぬい氏は「引き続き情報を共有し、市議団としても地域医療を守るために努力していく」と話しました。


pageup