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2020年4月25日(土)

気候危機 若者ネット発信

“日本政府は目標上げよ”

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(写真)オンライン気候マーチに参加した九州の若者ら(オンライン画像から)=24日

 新型コロナウイルスの流行によって世界中で外出制限が続く24日、気候変動への対策を求める金曜行動「フライデーズフォーフューチャー(FFF)」に参加する若者らが自宅などからインターネット上で訴えました。

 各国の若者がツイッターで気候危機への思いを発信。日本では東京や関西の都市部だけでなく、東北、北陸、東海など、各地方のFFFがそれぞれ企画を開き、日本政府に温室効果ガス削減目標の引き上げを求めました。

 福岡、太宰府、長崎、大分、熊本、鹿児島でそれぞれ結成したFFFは合同で「オンライン気候サミットin九州」を開きました。事前の案内で「現状では、安全な地球で幸せに笑って暮らせる未来を想像することができません。私たちは今回のアクションを通して、日本のNDC(温室効果ガス削減目標)の引き上げを要求します」と表明しています。

 FFF鹿児島のりんたびさんは鹿児島中央駅で一人で始めたスタンディングにその日のうちにたくさんの参加者が集まったことを紹介。「きれいな桜島を自分の子どもや孫にも見せてあげたい」と話しました。

 参加者はネット上でマーチのコールを上げ、「青い地球で暮らしたい」「今日もあしたもあさっても」と唱和しました。


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