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2020年4月23日(木)

辺野古新基地設計変更

申請は県民を愚弄

党県委が沖縄防衛局に抗議

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(写真)櫻井次長(右)に抗議文を手渡す(左から)セナガ、とぐち、しまぶくの各氏ら=22日、沖縄県嘉手納町

 日本共産党沖縄県委員会・県議団は22日、沖縄防衛局(同県嘉手納町)を訪れ、同防衛局が米軍新基地建設(同県名護市辺野古)の地盤改良工事のための設計変更を県に申請したことに「満身の怒りを持って抗議」しました。申請の取り下げと同新基地建設工事のストップ・全面撤回を要求しました。

 とぐち修県議団長、セナガ美佐雄県議、しまぶく恵祐県議予定候補らが抗議文を提出。同県宜野湾市の米軍普天間基地の即時閉鎖・撤去、日米安保条約廃棄、米国との対等・平等の平和条約締結も求めています。

 とぐち氏は、新型コロナウイルス問題に必死に取り組む中での申請は「県民を愚弄(ぐろう)している」と非難しました。

 応対した防衛局の櫻井義夫・調達部次長は、申請は普天間基地の「一日も早い返還」のためと強弁。セナガ氏は、新基地は提供手続き完了まで約12年かかるとされることに触れ「(普天間基地の)危険性に県民はさらされ続ける」と反論しました。


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