2020年4月21日(火)
業者への給付金検討
沖縄県が独自緊急事態宣言
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沖縄県は20日、県内で新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを受け、県独自の「緊急事態宣言」を出しました。県民や事業者に行動制限を呼びかけるとともに、事業者への給付金も検討するとしています。感染拡大防止を重点的に進める「特定警戒都道府県」に沖縄を追加するよう国に要請することも盛り込みました。
玉城デニー知事は記者会見で「今が感染拡大を食い止める瀬戸際」と述べました。
同宣言によると、飲食店事業者への緊急支援金や、中小企業事業者等への事業全般に活用できる給付金を検討。緊急の場合を除いて、本島と離島間、離島と離島間の移動をやめるよう求めています。
マスクなど不足する医療資機材の確保と、感染を判定するPCR検査体制の拡充。患者が重症度に応じて入院する医療機関や宿泊施設等を調整するとしています。
県内では20日までに121人の感染が確認され、そのうち3人が死亡しています。