2020年4月19日(日)

旅館の休館相次ぐ

長野　ながせ氏ら観光協会と懇談

（写真）佐久会長（奥）ら諏訪観光協会の役員（右側）と懇談する、ながせ氏（左から３人目）ら＝17日、長野県諏訪市

　新型コロナウイルスの感染が拡大する中、日本共産党の、ながせ由希子衆院長野４区予定候補（党県書記長）は１７日、長野県諏訪市で諏訪観光協会の役員と懇談しました。毛利栄子県議と廻本多都子、井上登の両市議、宮坂良夫市委員長らが同行しました。

　同協会からは佐久秀幸会長はじめ旅館業などを営む役員６人が懇談に出席しました。佐久会長は、今月４日に諏訪保健所管内で新型コロナ感染の患者が確認されて以降、旅館の休館が相次いでいるなど地元への影響を説明。「市内の繁華街が静かになった。いつ問題が収束するのか見えない」と話しました。

　県のタクシー協会の役員も務める山谷恭博氏は「運転手が感染し、自宅待機した期間の補償はどうなるのか」という不安を述べました。日本酒醸造の会社を営む宮坂直孝氏は、打撃を受けた地域の料飲店へ「家賃補助などの支援をお願いしたい」と訴えました。

　ながせ氏は「感染拡大防止のため、自粛と補償を一体にした皆さんへの支援を国に求めていきます」と答え、協会を激励しました。

　ながせ氏らは同日、地元製造業への影響について諏訪商工会議所の田中裕一専務理事らと懇談しました。