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2020年4月16日(木)

大学の研究・生活支えて

奨学金の会 畑野議員に要請

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(写真)日本共産党の畑野君枝衆院議員(中央)に要請する全院協議長の梅垣緑さん(左から2人目)ら=15日、衆院第2議員会館

 国民のための奨学金制度の拡充をめざし、無償教育をすすめる会(奨学金の会)は15日、新型コロナウイルス感染拡大から大学生や大学院生の学習権を保障する経済的支援を緊急に求めて、衆参の文科委員会委員に要請行動をおこないました。

 日本共産党の畑野君枝衆院議員への要請には、全労連の長尾ゆり副議長をはじめ、7人が参加。全国大学院生協議会(全院協)議長の梅垣緑さん(一橋大学)らは、「大学の図書館が閉められ研究ができない。各種調査や実験などができず、研究者という人生から離脱を迫られる危機だ」と語りました。

 経済的には、塾の休校や大学の授業補助がなくなるなど研究と生活を支える収入が減り、貯金をとり崩していることや、新入生は大学が開かれず、孤立した状態にあるとして支援を求めました。

 要請では、▽緊急の授業料減免措置▽一律月6万円の給付奨学金を1年間支給▽奨学金に対する1年間の返還猶予―などを挙げています。

 畑野議員は、「今後も研究が続けられるように、みなさんの切迫した要望を文科省にかならず伝えます」と激励しました。


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