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2020年4月14日(火)

国・道は資材確保を

畠山氏、道歯科医師会と懇談

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(写真)歯科医師会と懇談する畠山氏(左)=13日、札幌市

 マスク不足で治療に支障をきたしている歯科現場。日本共産党の畠山和也前衆院議員は13日、札幌市の北海道歯科医師会を訪れ、新型コロナウイルスの影響で受診抑制などの実態を聞きました。

 歯科診療は、治療時の飛沫(ひまつ)感染の可能性がきわめて大きく、医師らはぴりぴりと緊張して診療しています。ところが「マスク、消毒液はもちろん、グローブの不足は深刻」と花井康則事務局長は告発します。

 ウェブ会議で打ち合わせし、ホームページで周知徹底していると花井氏。鈴木直道知事が出した「緊急事態宣言」による一律休校で実施ができない学校での歯科検診を「年度内に実施すればいい」と厚労省から通知があったと紹介しました。

 「生活が大変になると歯の治療をやめる受診控えが出てきます」という畠山氏に、花井氏は「受診控えはありますが、診療報酬は2カ月遅れで出てくるので、今は状況をつかめず、来月以降になります」と答えました。

 「自粛の受診抑制には相応の補償が必要。小規模でも歯科で診療が滞れば大変なことになります」と畠山氏。「国、道に資材確保を急ぐよう求め、使命感をもって頑張る歯科医師さんと力を合わせたい」と語りました。


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