2020年4月11日(土)
子の権利守る視点で
コロナ対策で31条の会
休息・余暇・遊び・文化などの権利を保障した子どもの権利条約31条の実現にとりくむ「子どもの権利条約31条の会」はこのほど、新型コロナウイルス感染症対策にかかわって緊急アピールを発表しました。
コロナ対策にあたって政府・自治体は子どもの権利を守る視点を忘れてはならないと指摘。
感染防止を当然の前提にすると同時に、子どもの生活権、学習権、遊び・文化の権利、自治・社会参加権を保障するために「知恵と創意を結集することが求められる」と述べています。
児童館・冒険遊び場の休止、子ども食堂への自粛要請、演劇・音楽の中止・延期などで子どもたちの遊びと文化への参加が危機にさらされていると指摘。学童保育・児童館職員、フリーランスのアーティストやスタッフなど子どもを支えるおとな、NPOや子どものための文化・芸術団体への経済的支援を含む緊急支援が必要であると強調しています。