しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年3月22日(日)

コロナ死者1万人超

世界72カ国・地域 欧州が半数

 新型コロナウイルスの感染による死者が21日までに世界で1万人を超えました。米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計によると、日本時間同日午後2時すぎの時点で、確認された死者数は世界72カ国・地域で1万1402人となりました。

 このうちイタリアは4032人で、中国(本土)の3277人を抜いて世界最多となりました。次いでイランが1433人、スペインが1093人、フランスが450人など。欧州諸国の合計は5500人を超え、世界全体の約半数となっています。

 一方、回復した人の総数は8万8258人で、中国(同)が最も多く7万1854人。次いでイラン(6745人)、イタリア(4440人)、スペイン(1588人)の順です。

 中国(同)は感染の確認された人の約88%が回復したことになります。発生源とされる湖北省の武漢では21日、新たな感染者が3日連続でゼロとなりました。

 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は20日、ジュネーブの本部で記者会見し、「武漢は世界に希望をもたらしている。すなわち、最も深刻な状況も逆転できるということだ」と述べました。


pageup