2020年3月14日(土)
新型コロナ、世界経済…
日米首脳が対応協議
安倍晋三首相は13日、トランプ米大統領と約50分間、電話で会談し、新型コロナウイルスの世界的感染拡大を踏まえ、世界経済の現状や日米が協力すべき課題などについて協議しました。
電話会談は米側の求めに応じて行われ、安倍首相は同ウイルスをめぐり、大規模イベント自粛や臨時休校要請、医療体制強化などの取り組みを説明。「引き続き果断に、タイムリーに対応したい」と強調しました。日本側によると、日米双方間の渡航禁止や入国制限についてのやりとりはなかったといいます。
また、ミサイル発射を繰り返している北朝鮮についても話題になり、両首脳は拉致・核・ミサイル問題の解決に向け、緊密に連携していく方針を確認しました。
菅義偉官房長官は同日の記者会見で、「新型コロナへの対応に国際社会が一丸となって取り組むことが求められているなか、日米両国首脳が意思疎通を行い、大変有意義だった」と述べました。