2020年2月28日(金)
「カジノ」都民欺くな
知事に誘致検討中止迫る
和泉都議
日本共産党の和泉なおみ東京都議は27日の都議会本会議代表質問で、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)の誘致検討を中止するよう小池百合子知事に迫りました。
小池知事は「国の動向を注視しつつ、引き続きメリット・デメリットの両面について総合的に検討していく」との従来答弁に終始。和泉氏は、元副大臣がカジノ事業者からの賄賂容疑で逮捕された中で、7月の都知事選の争点になることを恐れて、いつまでも同じ答弁を繰り返すことは、都民を欺くものだと批判しました。
20年度予算案でカジノ調査費用1000万円を計上したことについて「誘致する気があるから、お金をかけて調べているのではないか」とただしました。また和泉氏は、北海道、千葉市がカジノ誘致申請を見送り、東京でも「カジノいらない!東京連絡会」ができ、世論はカジノの見直し・凍結で明確だと迫りました。