2020年2月26日(水)
新基地反対へ党派超えて
沖縄県議会 嘉陽議員が代表質問
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沖縄県議会で25日、今期で勇退する日本共産党の嘉陽宗儀県議(7期)が代表質問に立ちました。安倍政権が強行する同県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「オール沖縄」の玉城デニー知事に、改めて決意を問いました。
デニー知事は、新基地建設の埋め立て反対が7割を超えた昨年2月24日の県民投票や、その後の衆院沖縄3区補選、参院沖縄選挙区で、県民の反対の民意は「揺るぎない形で示され続けている」と述べ、「(新基地阻止に向け)ブレることなく全身全霊で取り組む」と答弁しました。
嘉陽氏は「党派を超えてわれわれも心を一つにして知事をしっかり後押しし、県民のために頑張ろうではありませんか」と、呼びかけました。
嘉陽氏は、2013年に当時の仲井真弘多知事(現在は自民党県連最高顧問)が、県民を裏切って新基地建設の埋め立てを承認したことを批判。環境保全の措置などを適正に実施するとされながら、実際は強引に工事が進められていることを指摘し、「こんな大ウソは絶対許されない。県民をないがしろにしている」と強調しました。
嘉陽氏は、議会の傍聴に来ていた支援者から花束が贈られました。後継で新人の、しまぶく恵祐予定候補(沖縄市区)と固い握手を交わし、6月の県議選での必勝を誓いました。