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2020年2月26日(水)

いま「赤旗」が旬

賃上げ、格差是正を応援

労働者のたたかいを詳しく報道

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(写真)シリーズで掲載している(左から)「春闘点描」、「変化―職場はいま」と連載「『経労委報告』を読む」(右端)

 いま春闘の真っただ中で、全国各地で労働者が賃上げや格差是正などを求めてたたかっています。この労働者のたたかいを応援しているのが「赤旗」です。

 シリーズ連載「春闘点描」では、多くのメディアが、要求額と回答額しか報じないなかで、職場の実態や労働者のたたかいを詳しく報じています。

 非正規労働者に賃上げゼロを続けるNTTを取り上げた回では、家計簿をもとに賃上げ・底上げを迫る運動を報じました。「NTTで賃上げゼロなんて初めて知った」との声が寄せられています。

 4月から、正規労働者と非正規労働者の労働条件について、不合理な格差是正を求める法律が施行されます。

 これに関して日本郵政の期間雇用社員154人が15日、格差是正を求めて集団提訴。多くのメディアが無視するなかで、「赤旗」は1面で報じています。

 春闘に関して「経労委報告を読む」(藤田実労働総研事務局長)が連載中です。労働者のたたかいに大義があることを示しており、「毎年の連載を楽しみにしています」との感想が寄せられています。

 大企業の職場では、深刻な実態の広がりとともに、労働者の反撃が起きています。

 昨年末から始めたシリーズ「変化―職場はいま」では、NEC、トヨタ、三菱電機の実態を告発。「労働者が立ち上がり、リストラを食い止めた NEC」などたたかう労働者の運動や変化を紹介しました。

 労働運動のなかで組織の違いを超えて要求で一致してたたかう条件が広がっており、安倍政権打倒でも共同できる情勢が生まれています。連合幹部からは「マスコミが野党勢力の分断につながるようなネタ探しに注力するなかで、一番ニュートラルに報道してくれている」という声も。

 連合加盟労組のJAM元副書記長、早川行雄さんは「共産党と友好的な組合だけでなく幅広く取材し、大企業の問題にも切り込んでいますね。だから、組合役員時代から読んでいました」と評します。


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