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2020年2月16日(日)

県民向き合い支える

熊本県知事選 幸山氏ら演説

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(写真)知事選勝利に向け「団結頑張ろう」を唱和する(左から)中山、村上、吉村、山本、(1人おいて)幸山、鎌田の各氏=15日、熊本市

 3月5日告示(22日投票)の熊本県知事選をたたかう幸山政史予定候補(無所属・日本共産党は自主的支援)と、応援する議員有志の街頭演説が15日、熊本市の上通商店街前で行われました。150人の聴衆から「そうだ」など熱い声援が寄せられました。現職の蒲島郁夫氏との事実上一騎打ちの様相。

 幸山氏は、蒲島知事の掲げる熊本地震からの「創造的復興」は大型開発中心で「疲弊している県内の地域や県民一人ひとりに向けられたものではない」と指摘。県の役割は「困っている人や苦しんでいる人、人口減で消滅の危機にある地域に向き合って支えることだ」と強調しました。

 応援演説では、山本伸裕県議(日本共産党)が、県民の声に耳を貸さない蒲島知事を批判し「話を聞いてほしい県民には会ってもらえますか」と問いかけると幸山予定候補は大きくうなずき、聴衆から大きな拍手が起きました。

 鎌田聡県議は「空港アクセス鉄道など納得のいかない事業のコストを争点にしたい」と訴え。吉村健治・熊本市議、中山弘幸・宇城市議、村上博・熊本市議もそれぞれ応援しました。

 演説を聞いた男性(73)は「(現知事は)長期政権にあぐらをかきすぎ。このへんで代わってほしい」と注文。女性(71)は「蒲島知事は立野ダムはじめ大型開発優先の一方で、困っている県民には冷たい」と話しました。


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