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2020年2月13日(木)

2020米大統領選

ニューハンプシャー州民主党予備選

サンダース氏勝利

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=池田晋】11月の米大統領選に向けた民主党候補者指名争いの第2戦、東部ニューハンプシャー州の予備選挙が11日、投開票され、進歩派のサンダース上院議員が勝利しました。サンダース氏は同日夜、州最大都市マンチェスター市内で支持者らを前に「ここでの勝利はトランプ大統領の終わりの始まりだ」と勝利宣言しました。

 初戦のアイオワ州の党員集会は集計トラブルでいまだ最終結果が確定しておらず、第2戦の結果は今後初夏まで続く予備選・党員集会の行方に大きな影響を与えそうです。(関連記事)

 開票率97%で、サンダース氏の得票率は25・9%、アイオワ州党員集会の暫定結果を受け急速に勢いに乗る中道派のブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(24・4%)を僅差でかわしました。

 3位は、7日のテレビ討論会以降、支持が伸びているクロブシャー上院議員。党重鎮で中道派のバイデン前副大統領は、ウォーレン上院議員に続く5位にとどまり、アイオワ州に続き失速が鮮明になりました。

 アジア系実業家のヤン氏とベネット上院議員が同日、選挙戦から撤退。指名争いは9人に絞り込まれました。


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