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2020年2月5日(水)

2020米大統領選

民主党候補者選び始まる

アイオワ州で党員集会

 【デモイン(米アイオワ州)=遠藤誠二】11月の米大統領選にむけた民主党の候補者選びが3日、中西部アイオワ州の党員集会で始まりました。州内約1700カ所で行われた同集会で投票が行われましたが、集計に時間がかかり、4日未明(日本時間4日午後)現在、結果が判明していません。

 アイオワ州で民主党は、最終的に11人の候補者が運動を展開。支持率で上位を占めるバイデン前副大統領、サンダース上院議員、ウォーレン上院議員、ブティジェッジ・インディアナ州サウスベンド前市長ら4人が終盤に激戦を繰り広げました。

 サンダース氏は2016年の大統領選と同様、富裕層とその他国民の「1対99」の格差是正を柱に掲げながら、国民皆医療保険制度の確立や、学生ローン帳消し、公立大学の学費無償化、強力な気候変動対策など進歩的な政策を掲げ、多くの州民の支持を得ました。

 バイデン氏はオバマ政権時代の副大統領としての経験をアピールし、「トランプ政権打倒」と「国民の団結」を訴えました。

 党員集会は午後7時に開始。討論と並行して2回の投票を実施し、各候補の得票数に応じて、州党大会に出席する代議員が比例配分されます。

 次回の候補者選びは11日、北東部ニューハンプシャー州で予備選挙が行われます。世論調査によると、同州でもサンダース、バイデン氏が拮抗(きっこう)しています。

 その後、西部ネバダ州、南部サウスカロライナ州と続き、3月3日に大票田であるカリフォルニア、テキサス両州を含む14州での「スーパー・チューズデー」が前半最大のヤマ場となります。


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