2020年2月4日(火)
配備反対 署名が力に
秋田・陸上イージス 市民ら集会
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陸上イージスの秋田市・陸上自衛隊新屋(あらや)演習場への配備反対を求める「県民署名集約・報告の会」が2日に同市で開かれ、市民ら100人が参加しました。
昨年野党統一で勝利した寺田静参院議員と県議、秋田市議らが出席。署名は昨年10月、自公の多数で「継続」扱いとし、態度を明確にしない県議会、秋田市議会に対し、県民有志が呼びかけたもの。到達は、県議会4万2000、市議会4万1000人に上ると発表されました。
寺田氏は「すべての衆参両議員を訪問し、新屋が住宅密集地であることを知らせてきた。最後までがんばりましょう」とあいさつしました。
同市保戸野金砂(ほどのかなさ)町東部会の篠田正史町内会長は「土崎(つちざき)や東京の空襲経験を話す人など、多くの人と平和を守るため語ることができた」と報告。陸上イージスを考える勝平の会の近江幸義さんは「町内の事業所などを訪問・懇談し、多くの人が積極的に協力してくれた」と発言しました。
日本共産党の佐藤純子市議団長は「18日から始まる議会で、陳情・請願が必ず採択されるよう全力を挙げる」と決意表明しました。
署名は6日、県・市両議会に提出される予定です。