2020年1月28日(火)
「オスプレイ来るな」
北海道・千歳 日米訓練に抗議
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訓練人員が4100人と北海道で過去最大規模となる、米軍と自衛隊の日米実動訓練「ノーザンバイパー」。27日からはMV22オスプレイ2機が、飛行経路は一切隠したまま“参戦”しました。飛来する航空自衛隊千歳基地がある千歳市では、「ピースアクションinちとせ」が「日米共同訓練やめよ」「オスプレイ来るな」と抗議行動を繰り広げました。
千歳駅前に、真っ白い息を吐きながら続々集まりました。「私たちの空に、こんな鳥は要らない」の赤いボード、「オ、ス、プ、レ、イ、訓、練、反、対」と一文字ずつの青いボードを掲げてスタンディング。渡辺和雄共同代表(市議)、平井史郎事務局長らが「事故が起きてからでは遅い。だめなものはだめと声を上げよう」とリレートークしました。
居ても立ってもいられないとやってきた女性(75)は「オスプレイの訓練なら自分の国でやればいい。これ以上、私たちの安全を脅かすことは許せません。子どもたちに平和な街を残したい」と力を込めました。
日本共産党の畠山和也前衆院議員が駆け付けました。「北海道上空を飛ぶのを道民は誰も望んでいない。憲法9条が生きる日本にするため、力を尽くします」と表明しました。