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2020年1月23日(木)

連携し安倍政権と対峙

野党国対委員長が確認

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(写真)野党国対委員長連絡会。左から5人目は穀田国対委員長=22日、国会内

 日本共産党と、立憲民主党、国民民主党の共同会派の国対委員長は22日、国会内で野党国対委員長連絡会を開き、同日、衆院本会議での本格論戦が始まった通常国会で、野党がチームワークよく連携して安倍政権と対峙(たいじ)していくことで一致しました。「桜を見る会」「カジノ汚職」「自衛隊の中東派兵」の課題を3本柱として政権の姿勢をただすことを改めて確認しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は会談で、「安倍政権を倒していく通常国会にしよう」と提起。ほかの国対委員長も合意しました。

 会談後の記者会見で穀田氏は、前日の野党の「桜を見る会」追及本部のヒアリングで政府から新資料が示されたことにふれ、「自民党総裁選の年に招待者が増えるなど、安倍首相による私物化の状況がありありと分かる」と指摘。「『これまで問われなかったから出さなかった』との内閣府の姿勢は問題であり、資料を隠すことなく全部出すべきだ」と述べるとともに、「行政の私物化に対して自民党・与党は何も追及しない。行政監視機能を本気で果たす気があるのか疑わざるを得ない」と批判しました。

 また穀田氏は記者会見で、立憲民主党と国民民主党の合流の当面の見送りについて問われ、「大きな固まりとしての共同会派と共産党が連携している。野党として安倍政権と対峙したたかう態勢については何ら揺らぎがないわけだから、いっそう団結してスクラムを組んでやっていきたい」と表明しました。


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