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2020年1月22日(水)

資本主義「善より害悪」56%

28国・地域世論調査

 米大手広報会社エデルマンの発表(19日)によると、日本を含む27カ国と香港を対象に行った世論調査で、資本主義について「善より害悪をもたらす」と答えた人は平均で56%に達しました。同社は「世界中で問われる資本主義」と題して紹介しています。21日からスイスで始まる世界経済フォーラムに先立って発表されました。

 28の国・地域のうち22カ国で過半数が資本主義は「善より害悪をもたらす」と回答。最も高かったのはタイの75%でした。フランス(69%)やイタリア(61%)などでも高くなっています。日本は35%と最も低い国となりました。

 今後5年間で暮らし向きが「良くなる」と回答した人はインドネシア(80%)やインド(77%)で高かった一方、フランス(19%)、ドイツ(23%)と欧州の発達した資本主義国で低くなっています。特に日本は15%で最低でした。

 調査は18歳以上の約3万4000人に対して昨年10~11月に実施しました。


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