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2020年1月20日(月)

オスプレイいらない

集会「日米共同訓練に反対」 熊本・山都町

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(写真)共同演習に反対の声を上げ行進する、まじま氏(中央)ら=19日、熊本県山都町

 熊本県山都(やまと)町の「日米共同軍事演習に反対する町民の会」は19日、日米共同訓練が行われている陸上自衛隊大矢野原演習場の地元の同町で、訓練に反対する山都地区集会を開きました。町内外から160人が参加。集会後「この空にオスプレイいらない」とコールし、デモ行進しました。

 参加した同町の女性(24)は「小学校のお母さんは『オスプレイが怖い』と言うのに、町議会は町民の不安に耳を傾けない」と批判し、熊本市の男性(66)は「戦争する国を阻止するために一人ひとりが取り組んでいかなければ」と意気込みました。

 同演習場での同訓練は2017年12月以来7回目。30日まで、霧島演習場(宮崎県えびの市、鹿児島県湧水町)でも実施され、陸自と米海兵隊によるオスプレイの夜間飛行や実弾射撃訓練が予定されています。

 主催者あいさつした町民の会の田上博之さんは「訓練の本質は自衛隊を犠牲にして米国を守るためのものだ」と指摘。西田由未子町議(無所属)は「子どもたちの未来を守る責任がおとなにはある」と述べました。町民の会の構成団体の一つ「地元住民の会」の松本泰尚さんは「訓練が常態化している」と告発しました。

 日本共産党の、まじま省三前衆院議員(衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補)、山本伸裕県議、くまもと民主連合の鎌田聡代表・県議が参加。まじま氏は「熊本の野党は訓練反対の立場。みなさんと力を合わせて頑張りたい」と述べました。


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