2020年1月18日(土)
日本共産党第28回大会 県知事のメッセージ
岩手県知事 達増拓也さん
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日本共産党第28回大会が盛大に開催されますこと、心よりお慶び申し上げます。
日本共産党におかれましては、日頃より岩手県勢発展のため様々な諸課題に真摯に取り組んでおられますことに、深甚なる敬意を表しますとともに、東日本大震災津波からの復興には、地域に根ざし全国に広がる組織の力を活かし温かいご支援をいただいておりますことに、深く感謝を申し上げます。
さて、昨年行われた岩手県知事選挙では、立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社会民主党の4党から力強い御推薦をいただき選挙戦に臨みました。選挙序盤には、志位和夫委員長をはじめ立憲民主党枝野代表、国民民主党玉木代表、社民党福島副党首、小沢旧自由党代表に来盛いただき、岩手県庁前にて「結集大街頭演説会」を開催するなど、皆様に多大なるお力添えを賜り、引き続き県政の重責を担わせていただくこととなりました。改めて厚く御礼申し上げます。
参院選、知事選・県議選と続いたあの熱い夏をともに戦い、大きな成果を収め4か月ほどになりますが、この間、岩手県では陸前高田市に開館した東日本大震災津波伝承館、ラグビーワールドカップの釜石市開催等、国内外から注目が集まり、震災以降これまでいただいた多くの支援に対する感謝の気持ちと復興の姿を広く発信することができました。台風第19号災害もありましたが、日本共産党にもご尽力いただき、復旧にかかる補正予算等、まさに「ワンチーム」で対応することができています。
また、今年度からスタートした岩手県の新しい総合計画「いわて県民計画(2019~2028)」の策定の際には、多くの御助言をいただき、「東日本大震災津波の経験に基づき、引き続き復興に取り組みながら、お互いに幸福を守り育てる希望郷いわて」を基本目標とする県民計画が、真に県民の計画となりました。
復興で培われた一人ひとりの幸福を守り育てる姿勢を県政全般に広げ、その基本目標である「希望郷いわて」を実現すべく、野党共闘の源流である岩手から力強く県政を推進して参りますので、日本共産党におかれましては、一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、日本共産党のますますの御発展と、本日お集りの皆様の御健勝をお祈り申し上げ、挨拶といたします。