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2020年1月16日(木)

日本共産党第28回大会 来賓あいさつ

熱海市長 齊藤栄さん

“市民視点”揺るがぬ政党

写真

(写真)齊藤栄さん

 日本共産党大会でごあいさつさせていただくのは4回目になります。

 熱海は、V字回復した街として全国のメディアで取り上げられるようになりました。

 一方で熱海は、人口3万6000人の地方都市ですが、平成の30年で人口は23%減り、高齢化率は17%から47%になりました。税収はピーク時と比べて30%減り、社会保障関係費は5倍になっている。これが熱海市の現実であります。これまでの政策の延長線上では、また、施策の「選択と集中」だけではこの状況は変えられません。人口減少を前提に、持続可能な仕組みに作り替えていかなければならない。

 市長の仕事を14年間やらせていただいて常々思うことがあります。国には国のやることがあるということです。人口減少、少子化対策こそ、国の仕事だろうと思っています。出生数を増やし、安心して子育てを行える環境、女性が働きながら子育てできる社会をつくる。これは国の仕事であります。

 国会の役割が重要です。常に市民、生活者の視点を持っている日本共産党の役割には大きなものがあります。今後とも市民、生活者の視点を持った揺るぎない政党として、その力を発揮していただきたいと考えております。


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