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2020年1月6日(月)

桜を見る会、カジノ汚職 野党が国会開会前から追及

今週 ヒアリングなど

 首相主催の「桜を見る会」の私物化疑惑に続き、カジノ汚職事件など、いずれも安倍晋三首相に直結する疑惑が膨らんでいます。20日に予定されている通常国会の開会を前にして、今週から野党による安倍政権の追及が始まります。

 7日には、野党の「桜を見る会」追及本部によるヒアリングが開かれます。

 昨年末ぎりぎりまで開かれた追及本部のヒアリングでは、悪徳マルチ商法の「ジャパンライフ」会長(当時)の招待状に記載されていた区分番号「60」が首相による推薦枠ではないかとの疑惑がいっそう濃厚になりました。さらに、第2次安倍政権になってから招待者に関する決裁を行わなくなった事実が浮き彫りになりました。国会開会までの間も野党は引き続き追及を強めます。

 7日には、昨年12月27日に野党が立ち上げた「カジノ問題追及本部」によるヒアリングも開かれます。

 カジノ担当の内閣府副大臣だった秋元司衆院議員(自民党を離党)が収賄容疑で逮捕された疑惑をめぐり、内閣府などから説明を受ける予定です。

 カジノに関する巨額の利権をめぐる同事件。秋元氏は副大臣としてカジノの制度設計に深くかかわってきた人物です。事件の真相究明とともに、政府によるカジノ推進の経緯を検証することが求められています。

 さらに、8日には衆院内閣委員会理事懇談会が開かれ、カジノ汚職事件について、法務省から説明を受けます。

 また、衆院総務委員会も同日に理事懇を開催し、かんぽ生命保険の不正販売をめぐる総務省の行政処分情報が漏えいした問題に関して、事務方から事情を聴く予定です。


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