2019年12月18日(水)

陸上イージス配備するな

山口県庁前　防衛省訪問に抗議

（写真）雨の中、抗議する市民＝１７日、山口県庁

　山口県庁前では１７日、陸上イージスの配備計画に反対する市民団体や民主団体が呼びかけて抗議集会を開き、萩市や阿武町の住民も含め約４０人が参加しました。

　参加者は再調査を経ても萩市が候補適地だと繰り返す防衛省を「強行姿勢が、ありありと見える」などと批判。米ハワイ州の陸上イージス実験施設を視察（１０月）した村岡嗣政知事に対し、「（萩や阿武の）現地で住民の声こそ聞くべきだ」との声も上がりました。

　日本共産党の木佐木大助、藤本一規の両県議ら野党県議も駆け付け、「民家が近くにあるのは(もう一つの候補地の)秋田も萩も同じ。秋田の住民と連帯し、撤回を迫ろう」(藤本氏)などと訴えました。