2019年12月14日(土)
社会保障充実こそ 高齢者 訴え続け
子や孫、若者のためにも
座り込み終わる
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安倍政権が狙う「75歳以上の医療費の窓口負担2割化」など徹底した社会保障切り捨てに反対する、厚生労働省前での高齢者の怒りの座り込み行動が13日、3日間の日程を終えました。
日本高齢期運動連絡会と東京都老後保障推進協議会が呼びかけたもので、3日間で150人が参加しました。
身震いする寒さのなか参加者がリレートーク。40年以上年金の保険料を納め、今年から受給したという男性(66)は「年金が少なく家計は毎月赤字。何でこんな国になったのか。私たちは『自分の年金が上がればいい』ではなく、子や孫、若い人たちのため、社会保障を充実させたいという思いで座りこんでいます」と語りました。
3日間座り込みをした全日本年金者組合東京本部の杉山文一委員長(81)は「安倍政権は、弱い者いじめをしながら軍備を増やしている。戦争のための犠牲にするな」。
全国保険医団体連合会の住江憲勇会長は「高齢者をこれだけむげにする政治は断じて許せないという大きな怒りが全国で渦巻いている。安倍政権を倒そう」と訴えました。
日本共産党の田村智子副委員長・参院議員も参加し、激励のあいさつをしました。