2019年12月2日(月)
オスプレイは来るな
木更津 2000人の熱気
千葉県民集会 「暫定」配備に反対
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「日本のどこにもいらない。オスプレイ来るな!」と1日、「オスプレイ暫定配備反対12・1県民集会」(同実行委員会主催)が開催されました。会場の千葉県木更津市吾妻公園は2000人(主催者発表)の参加者で熱気に包まれました。
陸上自衛隊が導入するオスプレイ17機について木更津駐屯地に暫定配備しようとしている問題で、防衛省はこの間、木更津を適地とした理由も、「暫定」の期間も明らかにしていないばかりか、木更津市議会で5年容認案が提案されるという事態になっています。
住民の会の吉田勇悟会長は「事態は緊迫している。容認となれば最終的に51機が木更津に来ることになる。オスプレイは平和の役に立たないどころか平和を壊すものだ」と強調しました。
日本共産党の畑野君枝衆院議員が「いつまでなのかわからない『暫定』などない。国は防衛や災害のためと言うが、自ら落ちてしまうオスプレイにどうやって人助けができるのか」と訴えると、会場から拍手が湧きました。
「次の総選挙でオスプレイ反対野党を増やすなど共にたたかう」(新社会党石井俊雄氏)、「『やむを得ず住宅街上空や夜間の飛行にご理解』などできるはずがない」(社民党副党首福島みずほ参院議員)、「木更津だけの問題ではない。首都圏全域を巻き込む重要課題」(国民民主党青木愛参院議員)など7政党・会派、諸団体から連帯のあいさつやメッセージが寄せられました。
参加者は集会後、木更津駅までパレードし、オスプレイ反対の声を響かせました。