2019年10月23日(水)
危険 ムダ カジノあかん
大阪 市民集会開く
「日本のどこにもカジノはつくらせない」と、「カジノあかん!夢洲(ゆめしま)あぶない!10・22市民集会」が22日、大阪市内で開かれ、会場いっぱいの800人を超える人たちが参加。集会後、市内をパレードしました。主催は同実行委員会。
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田結庄(たいのしょう)良昭神戸大学名誉教授が「夢洲の観光開発は危険でムダ」と題して講演。津波や地盤沈下、液状化など夢洲の五つの危険について解説し、「夢洲の地盤沈下が何メートルで止まるかが分からない。地震が来るたびに護岸をかさ上げしなくてはならなくなる」と警鐘を鳴らしました。
リレートークでは10人が発言。医学生は「ギャンブル依存症は本人にとどまらず家族、社会の問題。社会全体が自分の問題としてとらえることが必要」と話し、大阪母親大会連絡会委員長の松永律さんは「維新の好きなようにはさせない。大阪市を守り、カジノに反対しましょう」と訴えました。
集会では、コールに合わせて、参加者全員で「カジノあかん」「夢洲あぶない」のポテッカーを掲げ、カジノを許さないたたかいを大きくするために、地域で「学習会」「つどい(集会)」の開催や署名・宣伝に取り組むなどの行動を確認しました。
日本共産党から清水忠史衆院議員、辰巳孝太郎前参院議員、渡部結党府国政対策委員長らが参加しました。