2019年9月21日(土)
カジノ反対 庁舎囲む
横浜市役所650人 予算強行に抗議
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横浜市のカジノ誘致反対横浜連絡会は20日、市議会本会議でカジノ推進の補正予算案が審議されている中、650人が市役所包囲行動に取り組みました。
「不幸で成り立つカジノはいらない」「子どもの未来にカジノはいらない」―。手をつなぎ合ってコールしていた参加者らは、人間の鎖がつながったことがわかると、歓声をあげました。
市内在住の女性(49)は、「大事なことだから」と、中学2年の娘とともに参加。「依存症が増えるでしょう。弱い者の搾取ですよね。責任を感じて、子どもの未来のために参加しました」と語り、娘も「カジノはやめたほうがいいと思う」と話しました。
日本共産党の神奈川県議団(5人)と横浜市議団(9人)も全員が参加。「市民の8割の反対の声を聞かずに進めることは許されない。民主主義を取り戻すために頑張りましょう」(大山奈々子県議)「予算が通ってもまだたたかいは続きます。力を合わせて頑張りましょう」(古谷靖彦市議)と訴えました。
カジノ補正予算案は同日、市議会本会議で可決されました。