2019年9月16日(月)
「連合との協力 心から願っている」
志位委員長が会見
日本共産党の志位和夫委員長は15日、第7回中央委員会総会でのあいさつの後に、党本部で記者会見しました。記者団から連合の神津里季生会長が、野党連合政権構想にかかわって「共産党とは目指す国家像が異なる」と発言したことについて問われ、「連合のみなさんと協力していくことを強く願っています」と語りました。
志位氏は、連合とはこの間、「残業代ゼロ制度」、裁量労働制の拡大、労働者派遣法の改悪など労働法制の規制緩和の問題で協力してたたかい、全国各地でも連合と協力している場面があると指摘。「当面の問題では、連合のみなさんとも一致する点がたくさんあります。先々の問題では立場が違っても、協力してたたかっていきたい」と語りました。
その上で、「私自身の経験では、2001年、鷲尾会長、笹森事務局長の時代に、(宮城県の)蔵王で行われた連合の夏季セミナーに講師として招待され、講演と質疑を行い、連合の幹部のみなさんと、大変温かい交流をしたことを思い出します。お互いの立場を尊重しつつ、一致点での協力を心から願っています」と話しました。