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2019年9月5日(木)

住民交流ある少年院を

藤野・山添両議員 有明高原寮を訪問

長野

写真

(写真)有明高原寮の末吉寮長(手前)らと懇談する(正面左から)藤野氏、山添氏ら=4日、長野県安曇野市

 安倍政権が少年法の適用年齢を20歳から18歳未満への引き下げを図る中、日本共産党の藤野保史衆院議員と山添拓参院議員は4日、長野県安曇野市の少年院「有明高原寮」を訪れ、末吉克至寮長ら職員と懇談しました。党安曇野市議団の猪狩久美子、臼井泰彦、井出勝正の各市議が同行しました。

 北アルプスふもとにある有明高原寮は、さくや塀を設置しないなど開放的な施設が特色の少年院で、現在は少年6人が入寮。運動会を地元住民と合同して開くなど、教育面では地域との交流を重視しています。

 懇談では藤野氏、山添氏ら一行が末吉寮長ら寮関係者、地元住民と意見交換。寮の近辺に約10年在住する男性は、院生との交流について「少年たちがここに来て良かったと思えるように取り組んでいる」と語りました。

 藤野氏は意見交換の中で、現在の少年法の改悪をもくろむ安倍政権の狙いを問題視し、入寮者への開放的な処遇を行っている有明高原寮の取り組みを全国的に広げていく必要性を強調しました。

 一行は末吉寮長の案内で施設内を調査。部屋に鉄格子のない院生の寮や、地域住民も利用できる体育館などを見学しました。


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