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2019年8月15日(木)

「絶対非戦」誓い新たに

新宗連青年会が式典

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(写真)戦争犠牲者に献灯する女性たち=14日、東京都千代田区・千鳥ケ淵戦没者墓苑

 新日本宗教青年会連盟(新宗連青年会、宮口弘道委員長)は14日、東京都千代田区の国立・千鳥ケ淵戦没者墓苑で、教義や信条の違いを超え、宗教協力の理念ですべての戦争犠牲者を追悼し、平和を祈願する式典を開き、約2千人が参列しました。

 1951年結成の諸宗教の連合体である新日本宗教団体連合会(新宗連)に加盟する各教団が協力し、今回が54回目です。

 宮口氏は主催者あいさつで「昨今は不信や対立、分断をあおるような為政者の言動があり、緊張が絶えない国際情勢があります。改めて『世界平和』と『絶対非戦』の誓いを新たにしたい」とのべました。

 新宗連の岡田光央理事長は「私たちは宗教は違っていても、同じ信仰者として人の苦しみを察することのできる者たらなければなりません」とあいさつしました。

 献灯、折り鶴奉納に続き、教団別に礼拝。「戦争を経験した過去を持ちながらも、現在平和を頂いている日本だからこそ、平和について考え、世界に伝えていきます」とする「平和へのメッセージ」を読み上げました。


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