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2019年8月15日(木)

「歴史は消せない」

「慰安婦」メモリアルデー 台北で集会

 日本軍「慰安婦」メモリアルデーの14日、台北市内の日本台湾交流協会前で、日本政府に謝罪と賠償を求める集会が開かれました。「慰安婦」被害者を支援してきた婦女救援基金会が主催しました。

 同基金会は、(1)「慰安婦」制度の策定と管理に関与し、女性たちを強制的に日本軍の性奴隷にした事実を認めよ(2)被害者に対し経済的・精神的損失を賠償せよ(3)資料を公開し、調査を行い、戦争の責任を反省し、二度と繰り返さないため、日本の教科書に事実を正確に記載せよ―の3点の要求を日本政府に提出しました。

 黒い服を着た参加者は「歴史をもみ消すことはできない」「アマ(おばあさん)の尊厳を取り戻せ」などのスローガンを叫び、抗議しました。

 同基金会によると、今までに台湾で59人が日本軍「慰安婦」被害者だと名乗り出ました。うち生存者はわずか2人です。


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