2019年8月7日(水)
自由な議論を求める
参加アーティスト72組が声明
国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」に参加する国内外のアーティスト72組は6日、「芸術祭の回復と継続、自由闊達(かったつ)な議論の場を」と訴える声明を出しました。
声明は、政治的圧力とテロ予告まがいの脅迫によって、公共の場であるはずの展覧会の展示が閉鎖され、作品鑑賞や自由な議論の機会が奪われたことに強く抗議。「(私たちは)地理的・政治的な信条の隔たりを越えて、自由に思考するための可能性に賭け、芸術実践を行ってきました」と強調し、全ての人に開かれた議論の実現のため、政治的圧力や脅迫から自由である芸術祭の回復と継続を連帯して求めています。