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2019年8月5日(月)

対韓輸出規制に抗議

東京・新宿駅前

写真

(写真)日本政府に抗議する人たち=4日、東京・新宿駅東口

 日本政府による対韓輸出規制拡大に抗議する日本の市民らが4日、東京都新宿駅東口で集会を開き、「日韓連帯」「安倍(政権)を倒そう」とスローガンを叫びました。通行人が次々と足をとめ、参加者は300人以上になりました。主催は「NO安倍に呼応する日本市民」です。

 主催者を代表してあいさつした、きのとよしづきさんは「徴用工を助け、『慰安婦』被害者の名誉を回復しよう。安倍政権を倒してこそ初めて日本と韓国の市民の連帯が実現する」と訴えました。

 聴衆として参加し、促されてあいさつした日本共産党の山添拓参院議員は、安倍政権のやり方は「韓国の徴用工の判決が気にくわないからと経済を脅しに使うものだ」と批判。「外交と言えない外交を続ける政治を続けさせてはいけない」と呼びかけました。

 作家の中沢けいさんは「日韓は同じ時代を生きる隣人だ。日韓関係の障害は安倍政権。障害を取り除きたい。その力を持っているのは、日本で選挙権を持つ一人一人だ」と述べ、選挙で政治を変えようと強調しました。

 「韓日友好」のプラカードを掲げていた30代の男性は「SNSでこの集会があることを知った。日韓関係の悪化はこのままでは取り返しのつかないレベルに進んでしまう。日本の中にも安倍政権のやり方におかしいと思っている人がいると示したいと思ってここに来た」と語りました。


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