2019年7月29日(月)
カジノいらんばい
長崎県民ネットが講演会
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「ストップ・カジノ!長崎県民ネットワーク」(共同代表・朝長万左男長崎原爆病院名誉院長ら)は28日、「カジノは地域に何をもたらすか」と題した公開講演会を長崎市内で開き、市民ら70人が参加しました。
長崎県では、佐世保市内のテーマパーク「ハウステンボス」にカジノを誘致しようと県、佐世保市が激しく動いています。
朝長氏は開会あいさつで「県は人口減少対策、経済活性化という発想で、カジノを含むIR(統合型リゾート)を導入するというがこのスタンスは非常に問題だ。カジノ誘致に反対する署名も1000を超えた。がんばっていきたい」とのべました。
同ネット事務局長の新木幸次さんが経過報告し、「県民の声を結集すれば、今からでもカジノをストップできる」として、10月までに1万人の署名を集めることを呼びかけました。
全国カジノ賭博場設置反対連絡協議会事務局長の吉田哲也弁護士が講演しました。
日本共産党の堀江ひとみ県議は「県議会での私の質問に、知事は『県民にギャンブル依存症が起こることは否定できないが、それ以上に経済効果が大きい』と答えました。県民の反対の声を知らしめていくことが必要です」と発言しました。
参加者は「ハウステンボスにカジノ!いらんばい」というカードを頭上に掲げてアピールしました。